佐野市の概要
佐野市は、関東平野の北端栃木県の南西部に位置し、平成17年2月28日の1市2町の合併に伴い、市域が総面積356キロ平方メートルと大幅に増加しました。東は栃木市藤岡地区及び岩舟地区、西は足利市及び群馬県桐生市、南は渡良瀬川を隔てて館林市、北は鹿沼市及び群馬県みどり市にそれぞれ隣接しております。
地形的には、北部から北東部・北西部にかけて、緑豊かな森林や美しい清流など自然環境に恵まれた中山間地域、南部と西部は、住宅や産業基盤が集積する都市的地域と農業が展開する地域となっております。
市の南東部、国道50号と東北自動車道がクロスする周辺には、佐野プレミアム・アウトレットやイオンモール佐野新都市などの大型商業施設があり、その集客力に依存する形で多くの店舗が集まり、特に週末には県内はもとより、関東一円から多くの人が訪れています。
また、首都圏から70q圏内に位置し、東北自動車道佐野藤岡IC及び佐野サービスエリア・スマートIC、北関東自動車道佐野田沼IC及び出流原スマートICと4つのインターチェンジを持ち、その立地条件から道路交通の要衝としてさらなる発展が期待されています。
市内には、佐野市の歴史の中心となる国指定史跡「唐沢山城跡」や日本名水百選「出流原弁天池湧水」、万葉集に詠まれかたくりの花が群生する「三毳山」、旗川の源流利根川水系百選「三滝」、秋山川上流に咲く「ザゼンソウの群生地」などの自然・歴史・文化的財産が市内各所にあります。
今後は、これらの恵まれた自然と立地条件を活かし、バランスと調和のとれた中核都市としての発展が望まれます。